きのこのへや

■きのう、何読んだ?■
読んだものを節操なく残しておくページ
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2000/07/01(土) 
「100年の孤独」(ガルシア・マルケス)
 書いたのはノーベル文学賞受賞者。まだ読みかけだがこれは面白いはずだという直感あり。柳田邦男の「犠牲(サクリファイス)」・田口ランディの「コンセント」などになんとなく印象的に登場していたので不気味な本という印象があったが、やはりなんか不気味。以前から興味はあったがなかなか手に入らずにいたが唐突に博多の紀伊国屋書店で目に飛び込んできて、高いなぁと思いつつも買って帰る。たぶん買って帰ってよかった。


2000/07/01(土) 
「天使禁猟区」
漫画。正直に言うと高校のときにやたらと話題になったのに読めなくて気になってたんだ。これが大学図書館にあるなんて(しみじみ)。しかしコマ割が追いにくい。


2000/07/01(土) 
「コンセント」 田口ランディ
 すごーく評判になっていた本だから今更だけれど読んでみようということで。シャーマンと心理療法家の似通うところの話などもあって、興味感じた。主人公の見つけ出す「自分の道」がちょっと村上春樹の「ねじまき鳥クロニクル」の加納マルタ・クレタや「ぼく」の仕事を思わせる。


2000/07/01(土) 
恩田陸「六番目の小夜子」
この本ともう一冊の本を買ったら300円くらいしかお金が残ってなかった。食料が〜。ストーリーも面白いが大学受験を控えた進学校3年生の雰囲気なんかが見事に書かれているのが気に入った。初・恩田陸。


2000/07/01(土) 
「父と暮らせば」 井上ひさし
夏の天声人語に出ていて気になっていたところに文庫化。そりゃ買わなきゃね。 死んだお父さんが「自分のぶんまで生きてちょんだい。」といって、広島の原爆投下後も一人生き残ってしまった娘を応援しにあの世から家に上がりこんでくるという。 井上ひさしらしい,方言へのこだわりも面白い。広島のことばに浸っていた人に読み方を習いたい一冊。


2000/07/01(土) 
伊勢英子「ぶぅ」
いせさんちのプレーリードッグの「ぶぅ」のおはなし。 伊勢英子の描く子どもの後姿や犬・プレーリードッグがたまらんです。かわいいよう。柳田邦男の『[死の医学]への日記』の挿絵を書いていたひとで、この『死の医学への日記』を買ったときに知った。



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