きのこのへや

■きのう、何読んだ?■
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2001/05/01(火) 
「心療内科」 池見酉次郎
九州大学心療内科を開いた先生の本。授業でたびたび耳にしながら、名前の漢字すら知らず、ノートにはいつも「いけみゆうじろう」と走り書きしてある。初めてこの先生の本を目にしたときは、「ひょっとして…」とどきどきした。新しい分野を開こうとする人ってすごいなぁ、こんな人になりたいなぁ。と思った本。


2001/05/01(火) 
「神経内科に来る人々」
失語症・失読症など神経内科にやってくる人達の症状、それからその人たちとの診察室でのやり取り。感心するところやえっと驚かされるところなど、さまざま。


2001/05/01(火) 
「癒しを学ぶ500冊」 朝日新聞社
どうしても「癒し」ということばをやたらと使うことが好きになれない。「癒し 系」なんて言ったら、もー、アレルギーが出そう。でもこの本は買った。たんに「癒し」が欲しいならあまり役に立たない本だけれども, 死生学や精神医学、仏教・親鸞・キリスト教・童話学・精神分析・看護学なんていう ちょっとイマドキの「癒し系」とは違うものを覗きたいと思うなら、良いブックガイドになるんじゃないかなという感じでした。


2001/04/01(日) 
「自閉症の関係障害臨床」 小林隆児


2001/04/01(日) 
「自閉症児の初期発達」 山上雅子
とりあえず読むべしと言われて読んでいる。おもしろい気もするけど、どうも難しい.


2001/04/01(日) 
「我,自閉症に生まれて」 テンプル・グランディン
ウィリアムズの「自閉症だったわたしへ」の前に執筆された、最初の自閉症の人による文章(らしい).昨年、ウィリアムズが来日したこともあって、ウィリアムズの本は文庫化したが、こっちは待てども待てども文庫化しなかった.わかりやすい文章で、わりあいあっさりかかれているのがこちらの特徴.いろいろなことがわかる.


2001/04/01(日) 
「火星の人類学者」 オリヴァー・サックス
オリヴァー・サックスの新刊文庫。オリヴァー・サックスといってぴんと来ないひとも「レナードの朝」なら覚えがあるはず? エッセイ集だが、このうち最後の2編が自閉症の人のはなしで、自閉症関連のサイト「ダダ父通信」で紹介されていた。探してみようと思ってふと文庫の新刊を見たら、置いてあった。2編とも自閉症の人であるが、才能を活かして生きている人達である。「火星の人類学者」は「我,自閉症に生まれて」のテンプル。


2001/03/01(木) 
「『凍りついた瞳』が見つめるもの」椎名篤子 (集英社文庫)
虐待について丁寧に書きほぐした本。テレビや新聞でも取り上げられ、話題になりました。特にYOUで漫画化もされ、一緒に取り上げられた。


2001/03/01(木) 
「親になるほど難しいことはない」 椎名篤子
子どもの虐待について、丁寧に書きほぐした本。話題になりました。漫画化もした。


2001/03/01(木) 
「依存と虐待」(こころの科学)
依存と虐待がセットで取り上げられていることにまず驚いた。


2001/03/01(木) 
「アダルトチルドレン」 西山明
アダルトチルドレンを主題に取り扱う。


2001/03/01(木) 
「家族『外』家族」 椎名篤子
子どもの家庭内での苦しみと病理について。


2001/03/01(木) 
「はみだしっ子」 三原 順
アダルトチルドレンを主題にしたといわれる漫画。


2001/03/01(木) 
「愛を乞う人」 曽根冨美子
下田治美の「愛を乞う人」漫画版。


2001/02/01(木) 
「学級の心理学〜より良い学級を目指して〜」 和田和孝
著者はジンバルド―の「現代心理学」の訳者の一人。集団力学を習いたてのほやほやだったのでひとり盛りあがって読んだ.少人数ゼミのレポートの参考にと思ったが高度すぎて駄目でした.


2001/02/01(木) 
「子どもを育む授業づくり」 秋田喜代美
教育学のレポート用。しかし実例が多く面白いです。大規模な教育改革より前に授業をデザインしてみようという呼びかけ.


2001/02/01(木) 
「学級崩壊」 朝日新聞社会部
学級崩壊についての朝日新聞での連載「学校」「見つめてよお母さんお父さん」を編集したもの。後半の「見つめてよ、お父さん、お母さん」の話など、なかなか考えさせられる話が多い.ちょっと読むのが辛いくらいです


2001/02/01(木) 
「学校は変わったか」 保坂展人 (集英社文庫)
学級崩壊などということばがまだ流行っていなかったころ、とくに戸塚ヨットスクールの問題が出てきたような時代の教育に関するレポート。中学生のころは保坂展人の本はしばしば読んでいた.保坂著:「いじめの光景」の最後には今ほど売れっ子ではなかった西原理恵子が後書きを書いていて、これはなかなかおもしろい.


2001/02/01(木) 
「異文化としての子ども」 本田和子
子ども論としてはこれまでのものと比べても異色のものといわれ、既に定番クラシックになりつつある本。


2001/02/01(木) 
「大人問題」 五味太郎
平田オリザの教育論を読んだ後だったのだが、けっこう似たことをいっている気がしたところもあり.


2001/01/01(月) 
『死ぬ瞬間』:キュブラー・ロス
「死の段階」を研究した本。疑問や異議もたしかに多いのだが、柳田邦男も書いたとおり、この本によって初めて今の医療は死に向かいつつある人を人として尊重し、人として死を迎えるということを考えるようになってきた(らしい)。


2001/01/01(月) 
「からだとことばのレッスン」 竹内敏晴 
からだ2001の主催者の竹内さんが書いた実践の書。しかしこの実践書を読んでただまねするだけでは全然意味がないと思いました.これは竹内敏晴がやったことで、おなじことをみんながやろうとするときでも、そのアプローチのしかたは全く違ったものになるでしょうね。


2001/01/01(月) 
「ことばとからだの戦後史」 竹内敏晴
体育座りの秘密から始まる本。「むかつく」「きれる」って何なのだろうか。クラウンになること。ブラインドウォーク。ことばとからだの結びつきを考える本。


2001/01/01(月) 
「身体の文学史」 養老孟司 (新潮文庫)
 高校2年のときに先生に借りて読んだ本が文庫化。もう一度読みなおす。同著者の唯脳論と関連して面白い本。[唯脳論]に関しては  「やさしい『唯脳論』」(養老孟司×謀図かずお) もある。これは気色の悪い漫画が挿絵としてはいっていてたまらなく良い。


2001/01/01(月) 
「ことばが劈かれるとき」 竹内敏晴
これが読みたかった.なかなか手に入らず、買った後もなかなか読めず、とうとう読んだ.ことばとからだとこころを説くおもしろい本。この本を読んでいろいろ自分の姿勢や発声の確認をしたりして楽しむこともできる。


2001/01/01(月) 
「ピアジェとワロン」 浜田寿美男
最近浜田寿美男さんが夢の中の本のタイトルにまで出てくるようになった.


2000/12/01(金) 
「猥談〜近代日本の下半身〜」 赤松啓介×上野千鶴子
民俗学.「漫画学のすゝめ」で出てきた本.以前読んでいたが、改めて。第一部が「清談」、第二部が「猥談」。ジェンダーと民俗学のミックスでおもしろい。ただし、猥談は猥談でも、民俗学の視点での猥談だから,それほどわいだんわいだんしていない。


2000/12/01(金) 
「宮本常一を歩く」 毛利甚八
家栽の人」の原作者が、宮本常一の歩いた旅程を足で歩いてレポートした本。文書もやわらかくて、わたしの好きな本です。


2000/12/01(金) 
「忘れられた日本人」 宮本常一
もういうことなし。


2000/11/01(水) 
「コミック学の見かた。」(AERAmook:朝日新聞社)
ぼちぼち読んでいるところ。あまり目新しい話が無かった。



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