お世話になっている教育学の先生などが開いている「ともに生きる街ふくおかの会」に出てきました。略称「トモイキ」。名前は怪しい(失礼)ですが、取り組んでいることは全然怪しくないです。 *トモイキは、毎年夏に、日本語を母語としない中学生を対象とした高校進学などの進路ガイダンスなどを催したりしている福岡の団体で、「多文化共生」を主題にしているようです。 研究会といっても、今回は多文化共生に関連する映画を見る回で、ひょんなことから「いい映画を見るよー」と釣られて行ってきたのでした。見た映画は「裸足の1500マイル」(原題:Rabbit-proof Fence)。 1970年までアボリジニとオーストラリアの白人の人たちの間で起きていたこと(“混血児の隔離同化政策”)が背景となって起きた出来事を取り上げていました。母親から引き離されたアボリジニの女の子たちがオーストラリアを横切る長い長いフェンスを頼りに母親の元に戻ろうとするその軌跡を追った映画でした。 たいへんなことが起きてしまっていたのだなあ、と見ていました。 ステキな映画でしたよー。いい時間を過ごしました。
■裸足の1500マイル(監督・製作:フィリップ・ノイス/オーストラリア) →(映画公式サイト) |